子供たちの歓迎に感激


小学校で講話をすることが多い清善は、子供たちから「よい子とは、どういう子ですか」と聞かれることがある。そのたびに、

「よい子とは、健康に気をつけ、物を大事にし、ねばり強く、頑張る子が良い子と思います」と答えている。

だから講話では、この3つに必ず触れ子供たちに分かりやすく話している。

子供たちからのお礼の手紙は、北は根室、帯広、釧路など北海道各地から、南は八重山の離島に至るまで、日本全国からたくさん寄せられている。

清善は子供たちからの手紙をたいへん喜び、読んだ後、各学校単位にファイルにとじて大事に保存している。

岩手県陸前高田市では市制三十周年記念に際し、清善に教育文化功労賞を授与した。

そのとき有志の方々が受賞祝賀会を開催し、清善を感動させた。

そして何より清善を感激させたのは、小・中学校の子供たちがブラスバンドで迎えてくれたことであった。

このように盛大に歓迎されたことは、これまであまりなかったので、清善は感激で胸がいっぱいになり、目頭が熱くなって、亡き戦友のことが思いだされたにちがいない。

そして親切にしてくれた人々に感謝し、子供たちの熱烈な歓迎に「ありがとう! ありがとう!」と心の中で何度もつぶやいたという。



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